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【万年筆】モンブラン146のインク漏れ発覚・補修

こんにちは。aoitoriです。

前回モンブラン146の分解でやってはいけないことをしてしまったと書きましたが、その後日談です。

軸からソケットを抜き出しシーリング材を剥がしてしまった!

しでかしてしまったのは、昨日の写真のこの部分です↓

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このソケットの部分を軸から抜いてはいけなかったのです。

専用工具でクルクルとやってみてすぐに気づきました・・・
シーリング材を剥がしてしまったことに・・・
しかし、いったん剥がしてしまえば後の祭りです。

ソケット全体にピンク色のシーリング材が付いていたのですが、クルクルとネジを緩めてソケットを抜き出すときに剥がれてしまいました。

正しい分解方法としては、ソケットは抜き出さずに、まずピストンユニットを外して、そちら側からペン芯とニブを叩き出すようです。

年代によってはソケットを抜いても大丈夫なものもあるようですが、シーリング材は剥がしてしまうと元に戻せないので、やらないほうが無難ですね。

案の定インク漏れ・・・

とりあえず、シールング材はきれいに剥がして何もせずに組み立てたのですが・・・

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ソケットと首軸の間が黒いような・・・

やっぱりイングが漏れてきてしまいました。

そこで再び分解。

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ソケットのネジの先までインクが回っていました。

ホームセンターなどで手軽に入手できる『バスコーク』で補修です。

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ソケット全体に行き渡るように。
でも首軸内部にははみ出ないように。

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無事復活です。

今回は白いバスコークを使いましたが、いろいろなカラーがあります。
はみ出したときに目立たず、防カビ剤も入っていないので、透明がオススメです。