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ちょうどいいスキンケア

こんにちは。aoitoriです。

フルラインナップ使いしていたスキンケア製品。
いったん全てやめてみて、必要なものを少し追加した現在のスキンケアをご紹介します。

マキシマム→何もしないへ

かつてはマキシマムなスキンケアをしていました。

夜は、クレンジングにダブル洗顔、化粧水パックをして乳液に美容液・クリーム。

朝も泡洗顔は欠かせない。

20代中頃でナチュラル系、ノンケミ系、の化粧品にシフトしてからも、フルラインナップ使いは変わらず。

でも、考えてみると、劇的に肌の調子がよくなったことってなかったんですよね。

デパートコスメに大枚をはたいても、口コミを調べ上げて評価の高いものを使っても。

化粧品の成分を気にするようになって、ナチュラル系のものに変えてからは、ヒリヒリしたり、赤みが出たり、という不調は少なくなりました。

でも、マイナスがゼロになっただけ、という感じで、「透明感アップ」とか「もちもち素肌」とか、スキンケア用品がよく謳っているような効果は実感したことなかったです。

一晩ふた晩で効果が出るわけないから、最後まで使いきってみる。
でも、結局思ったような効果は得られないから、次は別のものを、と思って探す。
新しいものも同じような感じ。

という感じで、化粧品ジプシーを続けていました。

で、あるとき出会ったのが、「宇津木式」という方法。

宇津木龍一 KADOKAWA 2014年03月26日
いままで頑張ってスキンケアに励んできた人ほど、宇津木式スキンケア〈つけない・こすらない・洗いすぎない〉の実践に苦労するようだ。迷いや挫折に負けないようによくある質問に答える一冊。

洗顔は石鹸のみ(メイクは石鹸で落とせるものを使う)、基礎化粧品は使わず、乾燥がひどい時はワセリンをほんの少し使う、という方法。

肌断食、なんて呼ばれていたりもするようです。

本を読んだその日から、さっそくはじめました。
今までやっていたことをやめるだけ。
特別必要なものなんかもないから、気軽にはじめられました。

メイク落としとか、化粧水とか、使いかけのものがあったのですが、ダメだったらまた元に戻せばいいや、という気持ちで、しばらくは取っておいてました。

みなさま、宇津木式スキンケアをご存知ですか? 化粧水や乳液、 クリームといったスキンケア製品をはじめ、クレンジングオイルなどの洗浄成分も一切使わないスキンケアです。 aoitoriが宇津木式スキンケアをはじめて1年以上が経過しました。 今日は宇津木式スキンケアをはじめ…

そんなこんなでかれこれ5年。

化粧水とか、乳液とかを使ったお手入れをやめると、肌がとても乾燥する方もいるみたいですが、私の場合は、全然大丈夫でした。

化粧品でベタベタぬるぬるだったのが、さらっとして気持ちいいくらい。

お手入れしてもしなくても大して変わらないなら、しない方がいいや、と、化粧水や乳液は持たなくなりました。

クレンジングに関しては、もともと石鹸で落とせるのが売りのメイクアップ用品を使っていたのですが、石鹸は使わず。

石鹸の脱脂力は強すぎる、と感じていたことから、メイクをした時だけ、肌に残っても大丈夫な成分のメイク落としを使っていました。

必要なものを少し足してみる

何もしないことの楽さと、特に不調がないことに味をしめて、そのまま、自分なりにアレンジした宇津木式を続けていたのですが、昨冬、少し変化が。

宇津木式は、肌から何かを補う、という発想はなく、ワセリンを塗るのは、肌の表面を保護して、肌自身が回復するのを待つ、という考え方です。

しかし、冬の乾燥にさらされて、肌に変化が。

乾燥のあまり、小じわが目立ち始めたのです。

オイルをたっぷり目に塗れば目立たなくなるのですが。。。
(ワセリンじゃなくてオイルを使用しています。)

シワって、肌のくせ、洋服の皺のようなものですよね。
放っておいたらこのまま定着してしまう、と思いまして。

肌に「浸透する」化粧品の成分って、思っているよりも少ないことは理解しつつも、加齢に伴い減少する成分を補うことができたら、加齢に伴う肌の衰えも緩やかにできるんじゃないかな、と考え始めました。

そこで参考にさせていただいたのがこちらの本です。

かずのすけ トランスワールドジャパン 2018年03月23日
「乾燥肌・敏感肌には特に向かない成分はコレ!」「肌に良い成分とは、“防御”効果があるもの。」「弱酸性はなぜ肌に優しいのか?」「高くても良いものと、高いけどダメなものの違いは?」化学の視点で読み解くコスメの実力。低刺激で美肌力を底上げしてくれる商品は成分表を見ればすぐにわかる!
かずのすけ KADOKAWA 2018年04月19日
アトピーの美容化学者・かずのすけだからこそ語れる、「敏感肌」のための新発想スキンケア。 美肌のために一番必要なのは美容液…じゃなくて「洗顔料」?! 洗顔料の洗浄力差に着目した画期的なスキンケア法を一挙解説! 乾燥肌、脂性肌、ニキビ肌、毛穴黒ずみ、シミやシワなど お肌の悩みをトータルに解決する究極の美肌法を一冊にまとめました。 お肌の仕組みや化粧品の基礎的な知識を身につければ、敏感肌も味方にできて 好きなメイクをあきらめず、節約にも時短にもなる肌ケア、コスメ選びが可能です。 「敏感肌」に悩めるすべての人に実践してもらいたい! スキンケアの基本から、コスメの選び方、生活習慣までを徹底網羅。

これらの本を読ませていただいて、セラミドは肌から補うことが可能だし、乾燥肌に効果的だ、ということがわかりまして。

毎日のスキンケアに化粧水を追加しました。

化粧水

スプレー式にしたくて別のボトルに詰め替えちゃってます。

商品自体はこちら。

ヒト型セラミド7種とセラミド類似体4種で計11種類のセラミドを配合。多少の乾燥や刺激程度では荒れにくい健康な肌へと導きます。

冬の間は朝晩使っていましたが、今はお風呂上がりだけです。(お湯で肌のセラミドが流出してしまうらしいので。)
体の乾燥した部分にも使います。
子どもたちと共用です。

乾燥が激しい冬場は、マカダミアナッツオイルをプラス。

マカダミアナッツオイル

マカダミアナッツオイルは、脂質の構成が皮脂と近いとのこと。
これも、かずのすけさんの受け売りです。笑

ついでにクレンジングも変えました。
以前のものは、成分は安心だけど、洗浄力が弱いから、ついゴシゴシやってしまうのが気になっていたので。

クレンジングオイル

合成界面活性剤を避けてきましたが、合成界面活性剤にも色々あって、刺激が少ない種類のもので、量が適量なら、肌への負担は少ないとのこと。

理論的にはわかっていても、どの界面活性剤がどうで・・・、というのは素人にはなかなか調べ上げられるものではなく。

かずのすけさんの著書とブログの成分解析を熟読させていただきました。

石鹸でも落ちる系のメイクではありますが、スルッと落ちて気持ちいい。
私の場合、刺激を感じたことはなく。
洗い上がりはややヌルッとした感じ。
肌に負担が少ない証拠だと理解しています。

保湿成分であるコメヌカ油とピュアアルガンオイル(アルガニアピノサ核油/保湿成分)10%配合の洗い流すタイプのクレンジングです。お肌に優しくなじみ洗い上がりはしっとりなのにさっぱり。ポイントはメイクまでしっかりと洗い流します。

肌の状態なんかによって、使ったり使わなかったり、使うものも変わってくるとは思いますが、盲目的に化粧品の効果を信じるのではなく、でも、いたずらに怖がることなく、本当に必要なものは何かを見極めつつ、化粧品と適切な関係を築いていきたいな、と思う今日この頃です。

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