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スマートウォッチWithings Steel HRを使って。自分に必要な睡眠時間を直視してみる

おはようございます。aoitori(@simpleaoitori)です。

2ヶ月ほど前からWithings Steel HRというスマートウォッチ、アクティビティトラッカーを使用しています。
自分の活動や睡眠を記録してみたことで意外な発見がありました。
そんな発見をシェアしてみます。

ランニングを始めようと思って購入

もともとWithings Steel HRを購入しようと思ったきっかけは、ダイエット目的でランニングを始めようと思ったからです。

そのために、運動時の心拍数に加え、安静時の心拍数も自動で計測できたらいいな、と思い、こちらを選びました。

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他のスマートウォッチやアクティビティトラッカーに比べ、シンプルで普通の腕時計っぽい見た目が決め手でした。

Steel HRは、フル充電の状態で約25日間の動作を実現したスマートウォッチです。表示エリアでは、活動量・心拍・睡眠サイクルのほか、スマートフォンからの通知も確認でき、さまざまな情報を手元で把握できます。また、クラシカルな時計のデザインで、職場やジムなど、幅広いシーンに調和します。

2ヶ月使用後はこんな感じ。

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シリコンバンドが少し傷み始めました。

ダイエット目的のランニングで心拍数を測ってみようと思ったのは、こちらの本の影響を受けて。

中野ジェームズ修一 サンマーク出版 2015-02-10 体脂肪がみるみる落ちる29のコツ、教えます。一生、太らない体をつくる方法を、パーソナルトレーニングの第一人者がやさしく教える。あなたの体が変わる「やせスイッチ」を見つけよう!

脂肪を燃焼する心拍数ゾーンで走ることが重要、という内容です。

ランニングが始められない

ランニングを始めようと思い、意を決してスマートウォッチを買ったわけですが・・・

ランニングが始められません

どうしても、時間を捻出できないのです。

朝早めに起きて走るつもりが、起きられない・・・

Withings Steel HRには、バイブでお知らせしてくれるアラーム機能があります。
しかも、眠りの浅いときに起こしてくれるスマートアラーム機能もあります。

そういった機能を使ったり、家族への迷惑も顧みず、iPhoneのアラームを使ったり、色々試したのですが、まず起きられません。
目は覚めても二度寝してしまう。

実は、このことには随分長い間悩んでいました。

Withings Steel HRのアラーム機能が打開策になるのでは・・・という期待もしていたのです。

どれくらい眠ればいいんだろう?

そこで、どうせ起きられないなら・・・

とある意味開き直り、目覚ましをかけずに寝てみて、どれくらいの時間で起きるのか、計測してみました。

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アラームを使っても起きられず、二度寝の部分もしっかり睡眠として計測してくれるので、変化がわかりにくいですが、3月の初め頃から目覚ましのアラームを使うのをやめました。

「就寝」の文字の上にある数字が横になっていた時間の平均値、「睡眠」の文字の上にある数字が横になっていた時間から覚醒時間を引いた実際の睡眠時間の平均値です。

睡眠時間は8時間超、就寝時間に至っては8時間半を超える週もかなりあります。

これは予想外でした。

私に必要な睡眠時間は7時間、頑張れば6時間でもいけると思い込んでいました。

そして、何週間か多めに眠ればその後は6〜7時間で目覚めるだろうと思っていたのです。

客観的に計測結果を見てみて、目覚ましをかけても早く起きられないことがわかりました。

反対に、目覚ましをかけなくても、一定の時間で自然と起きられることもわかりました。

無理に早起きするのはやめて、やることを厳選しようと思う

私は子供達と一緒に寝てしまいます。

子供が生まれてからは、子供の睡眠時間と私の睡眠時間の差の時間が、自分の時間でした。
これは今もそうです。

そのため、早く起きて、少しでも多くの時間を確保したいと思っていました。

日本人の平均睡眠時間は7時間強とも言われるし、周りには5時間くらいの睡眠で生活している人もいるので、自分にもそれができると思っていました。

しかし、どうやら私には短時間睡眠は無理だし、平均以上に眠らないとダメなようです。

これまでの経験を振り返っても、6〜7時間の睡眠で頑張っていたこともあるのですが、だいたい続くのは1ヶ月くらい。

その後は何をやっても目覚ましで起きられなくなり、自己嫌悪・・・

今日は早起きできなかった・・・と後悔の念に取り憑かれ、昼間の起きている時間のパフォーマンスもダダ下がり・・・

という悪循環でした。

そんなこんなで、なんとか短い睡眠で気持ちよく過ごせないか、と睡眠関連の本は色々と読んできました。

しかし、だいたいの本は、「眠れない」という問題を解決するもので、「起きられない」を解決する方法はほとんど書いてありませんでした。

おそらく、起きられないのは単に睡眠不足なのでしょう。

私の場合、眠れないということはまずないので、睡眠自体に問題はないのだと思います。

そして、今回、睡眠を計測してみて、自分にとって必要な睡眠時間は思っているよりも多いということに気づきました。

私は、人生において健康が第一だと思っています。
そして、睡眠は健康の要だと。

なので、いくらやりたいことがあっても、睡眠を犠牲にすることはしたくない。

睡眠を犠牲にしてやりたいことをしたところで、いい結果が出ないことも経験上理解できます。
やりたいことをやっているはずなのに、イライラしたり燃え尽きてしまったり。

そうすると、やることを厳選していく必要があります。

今回で言えば、とりあえずランニングはやらない方向で生活を組み立て直します。

ランニングも、直接の目的はダイエットでしたが、大きな目で見れば健康のためなので、他の方法を模索しようと思います。
食べ過ぎないようにしたり、自転車ではなく歩きにしたり。
方法は色々とありそうです。

そして、9時間近くも眠らなくてはいけないなんて、自分は異常なんじゃないか、と思っていましたが、最近、この本を読んで、そうでもないと思い始めました。

アリアナ・ハフィントン 日経BP社 2016-11-23 睡眠不足のとき、脳は酒気帯びと同じ状態に陥り、判断力も生産性も大幅に低下する。それが続くと糖尿病や癌など病気のリスクも高まる。睡眠は、ほかのどんな方法にも勝る「究極の健康法」だ。睡眠を犠牲に何かしようとするのは、愚の骨頂といえる。まずは睡眠時間を確保し、質を高めることで、健康だけでなく生活も、仕事も、人間関係も、劇的に改善する。人生を豊かにする「睡眠革命」に今すぐ取りかかろう!

8時間睡眠、8時間半睡眠など、多くの睡眠時間を確保しようとしている人のエピソードがたくさん出てきます。

著者のアリアナさんのおっしゃる通り、睡眠を削って仕事に励むことを美徳とする風潮から、仕事のパフォーパンスを上げるためにも睡眠が必要だ、ということが認識され、睡眠革命が広がるといいな、と思います。

特に日本人はプライベートと仕事との切り替えが曖昧で、睡眠を犠牲にして働くのを美徳とする風潮が強いと思います。
また、他の国では女性の平均睡眠時間が男性より長いのに対し、日本では逆転現象が起きています。

日本人、特に女性の睡眠習慣は危機的状況にあると言えるのではないでしょうか?

このブログを読んでいらっしゃる方の中にも、寝る時間を惜しんで頑張っていらっしゃる方がたくさんいると思います。

そんな方々に、まず無理をしないで!と伝えたいです。

そして、ご自身の睡眠について考えるきっかけにしていただければ、と思いこの記事を書きました。
そうなれば、この上ない幸いです; )