おはようございます。aoitoriです。
これまで、足にフィットするスニーカーの選び方や、靴紐の結び方についてお伝えしてきましたが、今日はスニーカーのサイズ選びについてです。
みなさま、スニーカーのサイズ、正しく選べていますか?
意外とできていない、でも一番重要なサイズ選び
足にぴったりとあっていて、納得のデザインのスニーカーを手にできてルンルンです。
前回、前々回の記事で、足にフィットするスニーカーの選び方や、靴紐の結び方についてお伝えしてきました。
しかし、いくら足にフィットさせることができても、靴紐をしっかり締めても、サイズ選びを間違ってしまったら、スニーカーを心地よく履くことはできません。
スニーカーを心地よく履く上で、最も重要なのはサイズ選びと言って間違いないでしょう。
そこで、今日は正しいスニーカーのサイズの選び方についてお伝えします。
かく言う私も、つい最近まで、スニーカーのサイズをちゃんと選べていませんでした。
いつも、小さいサイズを選んでしまって、足の親指や小指が痛くなっていました。
しかも、それが、靴が小さいせいだ、と言うことに気づいていませんでした。
昨年、シューフィット神戸屋さんや、三茶スニーカーさんにお邪魔して、正しいサイズのスニーカーを履くように言われたのが、サイズ選びの間違いに気づいたきっかけです。
しかし、その後も、間違ったサイズの靴を何度も買ってしまいました。
ひどい時は、同じスニーカーをサイズ違いで3足も買ってしまったこともあります。
試着でサイズを見極められなくて、外に出て実際に歩いたり走ったりしてみて、サイズの間違いに気づくのです。
一度外で履いてしまうと、返品や交換もできなくなってしまうので困りものです。
これで間違いなし!な試着の方法
こんな失敗をしないためにも、試着で自分の足にあったサイズを見極められればいいですよね。
そんな試着の方法をお伝えします。
まず、かかとトントンで、かかとを合わせます。
そして、靴紐をしっかりと締めます。
これは基本ですね。
ここからは、つま先を触って、親指の位置を確認する、という方が多いと思います。
靴には、「捨て寸」というつま先の先の余裕が必要なので、親指から靴の先まで、1cm以上の余裕があることが必要です。
靴の厚みがあるのと、私の場合、親指より人差し指の方が長いため、2cmくらいの余裕を見るようにしています。
以前は、この時点で間違っていました。
そもそも「捨て寸」という概念を知らなかったのと、知ってからも、5mmくらいあれば十分だろう、と考えていたのです。
しかし、靴のつま先の部分は意外と厚みがあって、外から見た感じより、靴の中の空間は狭くなっています。
また、人差し指の位置は靴の外からは確認できないので、親指より人差し指の方が長い場合には、さらに余裕が必要です。
ということで、親指から靴の先まで2cm、を目安にしています。
この時点で、窮屈な感じがせず、心地よく履けそうな予感がします。
しかし、ここで終わりにしてはいけません。
これまでは、座って行う作業でした。
ここからは立って行います。
お店でも、歩いてみてくださいね〜、なんて言われますよね。
その時が重要です。
重要なんですが、店内を歩いてみただけでは、実際の履き心地の確認が難しいです。
店内の試着の時にいつも通りに歩いてみたつもりなのに、外に出てみたらなんか違う、ということが度々ありました。
これは、通販で購入した靴の室内での試着でも同じです。
「やっぱり試着だけじゃ実際の履き心地はわからない。靴は失敗前提で買うしかない。」と思っていました。
しかし、ちょっとした一工夫で、サイズ選びを間違い無いものにする方法があります。
これを早く知っておきたかった〜(笑)
その方法は簡単です。
試着した状態でかかとを上げるのです。
ただその場で上げたのではダメです。
脚を、後ろに一歩大き目に引くのです。
そうすると、自然と後ろに引いた方の足のかかとが上がります。
この時に、つま先が靴に当たらないかをチェックします。
当たっていなければOK。
当たっていたらそのサイズは小さすぎます。
ちょっと触れるくらいだからいいか〜、なんて思って買ってしまうと、実際に外で履いた時に後悔します。
歩いたり走ったりする時、後ろの足で地面を蹴りますよね。
そのときが、一番、足が曲がる瞬間です。
この時、曲がった足の外側にある靴のソール部分は、一番長さを必要とします。
靴の、特にソールを中心に考えてみると、足が曲がった時に、足指が前に突き出てくる感じです。
その出てきた足指を受け止める空間が捨て寸、なわけです。
なので、足が一番曲がった状態で、捨て寸が十分にあるかを確認するのです。
その場でかかとを上げるだけだと、十分に足が曲がっていなかったり、体重がかかっていなかったりで、ちゃんと確認できません。
なので、しっかり脚を引いてかかとを上げてください。
この時に、チェックするポイントがもう一点。
靴がかかとについてくるか、もチェックします。
靴がかかとについてこなかったり、足が動いてしまったら、靴紐を締めなおして再チャレンジです。
靴紐をしっかり締めてもかかとが動いてしまう靴は足に合っていません。
かかとのフィット感を調節することは難しいので、その靴は諦めた方が無難です。
かかとが動く靴は、短期的に見れば靴擦れの、長期的に見ればハンマートゥ等の原因になります。
歩いていても疲れます。
靴紐をしっかり締めることで対応できることが多いですが、かかと部分が大きくて硬い靴はどうにもならないので、どんなに気に入ったデザインの靴でも、ここは冷静に判断するようにしましょう。
以上が、スニーカーのサイズ選びの、そして、試着でサイズを見極めるポイントです。
足にあったスニーカーを履くと、とにかく歩くのが楽で、どこまでも歩いて行けそうな気分になります。
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