梅雨空から一転暑い日が続き、いよいよ梅雨明けでしょうか?
さて、みなさま、靴は夕方買うべきだとの話を聞いたことがあるのではないかと思うのですが、これって本当でしょうか?
この点について、aoitoriなりの意見をまとめてみました。
足が大きいときに靴を選ぶべきか、小さいときに選ぶべきか
靴を買うなら夕方、と言われる理由は、足は夕方になると浮腫むから、一番足が大きい状態のときに選んだ方が、失敗がないとのことだと思います。
しかし、これって本当でしょうか?
最近、aoitoriはこれに反する経験をしました。
お気に入りの幅狭パンプスChochotteのAdeleを履いたときのことです。
その日は朝からAdeleを履いて出かけ、昼過ぎ頃に戻ってきました。
一番足のむくみが少ない時間帯に履いていたことになります。
このとき、足の親指と小指の爪の先が痛くて、痛みが翌朝になってもとれず、こんなに痛い思いをしてパンプスを履かなくてもいいんじゃないか?と思いました。
また別の日、ビーチサンダルが履ける季節になってきたこともあって、Adeleは敬遠していたのですが、夕方、ふと思い立ちAdeleを履いてみました。
一番足がむくんでいる時間帯です。
足がむくんでいるのは自覚していたので、正直、痛いだろうからパンプスは履きたくないなーと思っていたのですが、履いてみたらビックリ、むくみが少ないときよりも快適です。
親指や小指の爪が痛くないのです。
むくみの少ない時間帯は前滑りを起こしていたんですね。
さて、この経験からaoitoriが導き出した結論は、靴(特にパンプス)は足がむくんでいない、一番小さい状態のときに選ぶべきではないかということです。
なぜかというと、靴を履いて足が痛くなる原因は、前滑りして指が靴に当たるからです。
狭い範囲に歩くたびに体重がかかるので、この痛さはかなり辛いです。
これを防ぐには、前滑りを防ぐ必要があります。
ということは、一番前滑りしやすい、足が一番小さい時間帯に靴を選べば快適に履ける可能性が高いのではないでしょうか?
そして、前滑りを防ぐには、幅が広すぎず、ボール部で足が止まる靴を選ぶこと。
となると、足に合う範囲でなるべく幅の狭い靴を選ぶべきだということになります。
革靴は履いているうちに伸びてくるので、なおさら幅狭のものを選ぶ必要があります。
ということで、aoitoriは、靴を買うなら昼(むくみが一番少ない時間帯)!と思うのですが、いかがでしょうか?
ときには常識を疑ってみることも…
ちまたには日本人は甲高幅広ということを前提にした「常識」が流布しています。
甲薄幅狭の私たちがぴったりの靴を見つけるには、ときには常識を疑ってみることも必要かもしれません。