こんにちは。aoitori(@simpleaoitori)です。
本屋さんの児童コーナーを見ていて気になった本。
読んで見たら、大人にも参考になることがいっぱい詰まった本だったのでご紹介します。
大人も読みたい!齋藤孝さん著『こども「学問のすすめ」』
一万円札の福沢諭吉先生が書いた「学問のすすめ」を現代の子供にもわかりやすく、一部を抜粋し解説したのが本書です。
生きるための「背骨」を身につける。勉強、人生、人間関係、すべてが学べる日本最強の教育書。
少し大きめの本屋さんで、ふらふらと児童コーナーを見ていて目に止まりました。
子供向けの自己啓発書的なものも結構あるんですねー。
私は、恥ずかしながら、「学問のすすめ」と言えば、「天は人の上に人を造らず・・・」くらいしか知らず・・・
全17編もあるということも知りませんでした。
そこで、子供に読ませたいと思いつつ、私自身も読んでみることにしました。
大人なら、30分もあれば読める量ですが、内容はぎっしり詰まった濃〜いものでした。
なぜ勉強するのか?
独立するため
よりよい世の中をつくるため
勉強する理由は、独立した人間になるため、そして、独立した国になるため、だと説かれています。
明治初期においては、「国が独立する」ということに主眼があったのかもしれませんが、個人が独立する、ということは、現代においても重要なこと。
国の独立、ということについても、明治初期とは違った意味で重要になってきていると感じます。
その前提に勉強がある、というのは昔の今も、そして、子供も大人も共通ですね。
お金との付き合い方
お金に支配されてはいけない
税金は気持ちよく払う
ただ勉強を勧めるだけでなく、お金との付き合い方にまで言及されていたとは驚きでした。
特に、税金に対する考え方は共感しました。
節税節税と言われますが、税金が使われたサービスを受ける側でもある私たち。
税金を払わない方法を一生懸命探すのではなく、使われ方をきちんとチェックしていくことが重要と感じます。
人間関係
上機嫌でいることは社会のマナー
この一節を読んで、最近ムスッとしてばかりだったな・・・と反省しました。
無理に笑顔でいるのは疲れてしまうけど、ちょっとしたことでも興味を持って面白がる、その結果上機嫌でいられたらいいな、と思いました。
大人向けの現代語訳版も読んでみたい
30分もあれば読み切れてしまう本なのに、内容の詰まった、学ぶことの多い本でした。
折に触れて読み返したいし、大人向けの現代語訳版の「学問のすすめ」も読んでみたくなりました; )
生きるための「背骨」を身につける。勉強、人生、人間関係、すべてが学べる日本最強の教育書。
同じく齋藤孝さんの著書↓
そして、齋藤孝さん訳↓
こちらはKindle版もあります。
▼読書大好き♪次に読みたい本の参考にさせていただいています; )
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