こんにちは。aoitoriです。
需要があるのか不明ですが、他のブロガーの方々の万年筆レビューを見るのは好きなので、aoitoriも手持ちの万年筆のレビューをしてみたいと思います。
まずは、aoitoriにとって初めての万年筆、モンブラン145ボルドーから。
右も左もわからぬまま飛び込んだ万年筆の世界
こちらがaoitoriが初めて手にした万年筆、モンブラン145ボルドーです。
145は『ショパン』の愛称を持つそうです。
そういえば、購入時の化粧箱にショパンのCDがセットされていました。
現在はボルドー軸は廃盤になっています。
aoitoriがこちらを入手したのが2004年〜2005年。
ボルドー軸が廃盤になる前のギリギリのタイミングだったようです。
こちらの万年筆を手にするきっかけとなったのが、当時も受験生だったaoitoriですが、お世話になっていた教授の「道具にはこだわったほうがいい」というお言葉。
教授曰く、「長い論文を書くなら、絶対にボールペンより万年筆だ。手の疲れ方が全然違う。多少値が張ってもいいものを買ったほうがいい。」とのことでした。
素直なaoitoriは、その年の誕生日だかクリスマスのプレゼントとして当時の彼氏(今の旦那)に万年筆をおねだりしたのでした。
教授の言葉をそのまま伝えると、「万年筆といえばモンブラン?」と彼・旦那が言うので(当時のaoitoriは世間ではそう言われていることすら知りませんでした・・・)、「じゃ、それで。普段はボトルインクを使って、試験中はカートリッジも使えたほうがいいから両用式かな。」と、あっさり145に決まったのでした。
家電量販店に買いにいく
万年筆は試筆してから購入するものだという知識を聞きつけ、家電量販店へ。
ボルドー軸のほうがいいなとは決めていたものの、ボルドー軸はニブのサイズがFしかないとのこと。
ブラック軸ならEFもあるんですが・・・と言われるも、見た目を重視し、適当に試筆をしてボルドー軸に決定しました。
今考えれば、この時の判断が万年筆の迷宮への第一歩だった気がしてなりません。
ちなみに、お値段は今の半額以下。
2万円台で買えたと思います。
合わせるインクはもちろん純正のミステリーブラック。
当時の司法試験では「ブルーまたはブラック」と指定されていたと思うのですが、深いことは考えずに無難なブラックを選択した次第です。
うーん、太い・・・
当時は知る由もなかったことですが、今から考えれば、フローのいいモンブランに同じくフローがよく滲みやすいミステリーブラックを合わせていて、さらにニブはFですから、字幅が太く感じて当然です。
ましてや、漢字だらけの司法試験の論文用に使っていたのですから・・・
でも、とにかく書きやすく、手の負担が大幅に減ったので、そのまま使い続けていました。
「万年筆ってこういうものでしょ?」という思い込みもありました。
司法試験や弁理士試験の論文試験は全てこの万年筆1本で書いてきました。
受験していない期間も含め、約10年間、インクは入れっぱなし。
筆記量は受験中以外は思い出したら書く程度だったので、よくトラブルなくここまできたものです。
これも純正インクのおかげ?
長くなってしまったので、今日はここまで。
続編もよろしくお願いします!