おはようございます。aoitori(@simpleaoitori)です。
タイトルを見て速攻手に取った本のご紹介です。
一汁三菜の呪縛
「毎日の食事は一汁三菜を基本に栄養のバランスを考えて」
食事作りについて一般的に言われていることですよね。
私も長らく一汁三菜の呪縛に縛られていました。
しかし、実際に一汁三菜を取り揃えるのは難しく・・・
我が家の朝食の型は、
- ご飯
- 味噌汁
- 卵(オムレツか目玉焼き)か納豆
が基本で、あれば漬物や果物をプラスする、というもの。
夕食は、
- ご飯
- 味噌汁
- 肉または魚プラス野菜のおかず
- サラダか漬物
が基本の型です。
ここ数年は、この型で定着しています。
これ以上作っても、特に朝の子どもたちは残すことが多いし、栄養バランス的にも、炭水化物、たんぱく質、脂質、ビタミン・ミネラルが含まれていて、なかなかいい線をいっていると思っていました。
しかし、一汁三菜からは外れていることに罪悪感を感じていました。
本当はもう1〜2品作ったほうがいいんだろうな、とか、味噌汁に具をたくさん入れることについても、「また味噌汁にぶっこんでしまった」とか、後ろめたく感じていました。
そんな時に出会ったこちらの本↓
土井善晴さん著『一汁一菜でよいという提案』です。
呪縛からの解放
本の内容は、タイトルの通り、「普段の食事は一汁一菜でよい」というもので、その理由を和食や日本文化の歴史に遡って説かれています。
そして、一汁一菜の内容ですが、「一汁」は具沢山の味噌汁、「一菜」はあれば漬物、なければないでいい。
ということ。
一汁はともかく、一菜の方は、肉や魚と野菜をふんだんに使ったボリューミーなおかずを勧められるのだろうな、と予想していただけに、目からうろこでした。
他にも、「家庭料理は美味しくなくていい」、「だしはとらなくていい」など、目からうろこものがたくさん!
当然そうであらなばならない、と思い込んでいたことが、普段の食事ではそうじゃなくてもいいんじゃないか、と主張されていて、でも、投げやりや乱暴なやり方ではなくて、心強く感じました。
外食はもちろん、SNSを覗くと普段の家庭料理まで豪華で品数の多い食事が並ぶ現在。
それはハレの日の料理で、ケの日はもっと簡単なものでいいんだよ、昔からそうだったんだよ、と教えてくれる、心が楽になる本でした; )
「食事はすべてのはじまり。 大切なことは、一日、一日、自分自身の心の置き場、 心地良い場所に帰ってくる暮らしのリズムをつくること。 その要となるのが、食事です。 一汁一菜とは、ただの和食献立のすすめではありません。 一汁一菜というシステムであり、思想であり、美学であり、 生き方だと思うのです」(本書より)
▼シンプル・ミニマルで心地よい暮らしの参考に; )
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