こんにちは。aoitoriです。
いつもお邪魔している筆子ジャーナルの筆子さんの著書、『1週間で8割捨てる技術』を読みました。
aoitori自身、試行錯誤しながら行ってきた「捨てる」という行為。それを誰でもできるように体系立てて説明してくださっている本です。
「捨てる」のは技術、誰でもできる
よく、「捨てられない性格なの」という言葉を耳にします。
しかし、「捨てる」行為は性格ではなく技術です。
技術である以上、誰でも身につけられます。
本書では、1日1ヶ所の「プライムゾーン」に絞って捨てていく具体的なプランが紹介されています。
本書に従って捨てていけば、本当に1週間で8割捨てるのも夢ではありません。
「思い出の品を捨てる」に共感
aoitori自身、試行錯誤しながら「これは捨てる、これは捨てない」と数々の選択を積み重ねてきたわけですが、本書では捨てる基準が明確に示されていて参考になります。
aoitoriの場合、大きな「捨てる」作業は概ね終わっているのですが、確かにこういう風に考えて捨てていたんだ、と感じました。
自分がやっていたことを理論的に言語化していただいたイメージです。
当時のaoitoriは筆子さんとはまったく無関係に「捨てる」という行為を行ったにもかかわらずこのように感じることがまさに、「捨てる」は技術である証拠だと思います。
特に共感したのは7日目の家全体の「思い出の品を捨てる」の部分です。
「思い出の品」は捨てにくいモノの代表格のようなイメージがありますが、そんなイメージを作り出しているのも自分自身。
思い出はモノの中にはありません。
自分の頭の中にあるのです。
必要な思い出であればモノがなくても思い出すでしょうし、モノがないと思い出せないのならそれほど大切な思い出ではないのではないでしょうか?
こういったことをいうと、夫は「こんまりさんの本に外国人のレビューで、『本当に大切な友達がいないんじゃないか?』っていうのがあったよ。」と遠回しな嫌味を言います。
しかし、大切な人からもらったものを捨てても嬉しかった思い出は消えないし、部活の記念品を捨てても当時がんばっていた記憶は消えません。
「思い出の品」が捨てられずに悩んでいる方はひとつでも捨ててみるといいと思います。
思い出は消えないことが実感できると思います。
「思い出の品」を捨てることができると「捨てる」作業は一気に進むと思います。
「思い出の品」って思い出はあるけど使わないものですから。